2020年8月21日に劇場公開される映画「糸」。
菅田将暉さん、小松菜奈さんのW主演で注目を集めている作品ですが、先日知り合いが、小説「糸」を読んだと言っていました。
たしかに公開を前にして、小説「糸」はとても面白かった!!映画も楽しみ!なんて声も聞かれます。
この小説が原作なんでしょうか?また小説の作者は誰なんでしょうか?
この映画の主題歌は中島みゆきさんの名曲「糸」ですが、映画の内容と関係しているのでしょうか。
そこで、「映画『糸』の原作小説はある?中島みゆきの名曲『糸』との関係は?」と題して、この作品が作られた背景を探ります。
原作小説はなく、名曲「糸」をモチーフに平野隆プロデューサーが企画
映画「糸」は、中島みゆきさんの代表曲「糸」から刺激を受けたプロデューサーの平野隆さんが、この曲をモチーフに映画化を企画した作品です。
なので原作小説のようなものはありません。
ただ、
「なぜめぐり逢うのか」
「縦の糸はあなた 横の糸は私」
「織りなす布」
「誰かを暖めうる」
など、「糸」の歌詞が作品のテーマとなっています。
ですから、あえて言えば、原作は中島みゆきさんの「糸」だと言ってもいいかもしれません。
ちなみに平野隆さんは、TBS所属の映画プロデューサーです。
「余命1ヶ月の花嫁」「64-ロクヨン-」「8年越しの花嫁」「スマホを落としただけなのに」など、数多くの作品を手掛けています。
小説「糸」は脚本・林民夫さんによるノベライズ
でも、私の知り合いのように、あれ?書店で小説「糸」を見たけど・・・と思う人もいるでしょう。
この小説版「糸」は、脚本を担当した林民夫さんが、ノベライズ本として書かれたものです。
こちらもとても評判が良いようです。
映画「糸」は、本来は4月に公開予定でしたが、新型コロナの影響で公開延期となったので、先に小説版の「糸」が話題になったようですね。
公開を待ちきれないファンの方が、キャストを脳内変換して小説版を楽しんでいるようです。
すでにある小説を映画化すると、原作と結末が違ったとか、キャストが原作のイメージと違うなどといったクレームもあったりしますよね。
でもこちらの小説版「糸」ではそのようなこともなく、逆に映画では描ききれなかった細かい部分にも触れていたりします。
映画を観る前なら、この作品がどんなふうに映像化されているかワクワクするでしょう。
また映画を観てから読めば、さらに深く感動を味わえて、作品を2度楽しめると思います!!
まとめ
以上、「映画『糸』の原作小説はある?中島みゆきの名曲『糸』との関係は?」ということでお届けしました。
映画「糸」には原作小説はなく、平野隆プロデューサーによって、中島みゆきさんの名曲「糸」をモチーフに企画されたオリジナル作品です。
脚本を担当したのは平野プロデューサーと何度もタッグを組んでいる林民夫さん。
小説版「糸」も林民夫さんが書かれていて、映画の内容をより深く知ることができます。
原作小説ではありませんが、主題歌でもある「糸」の歌詞が、作品のテーマとして重要な意味を持っています。
あらためて歌詞を味わい、映画と合わせて小説版の「糸」も読めば、さらに深く作品を楽しむことがきっとできますよ!!
映画のテーマについては、こちらの記事も合わせてどうぞ!
本来であれば4月に公開予定だった映画「糸」ですが、新型コロナウィルスの影響で公開が延期となっていました。8月21日(金)にようやく公開が決定しましたが、それに先駆けて特別先行上映が8月12日(水)にありましたので、早速観てきました![…]